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研究開発

EV向けSiCトラクションインバータ技術 2026/09/29

簡介

現在、多くのEVでは交流モータが駆動の中核として用いられているが、バッテリーが供給する電力は直流である。そのため、トラクションインバータによる電力変換が必要となり、その過程で電力損失が生じる。本技術は、低損失・高効率・高出力密度を特長とする。

技術優勢及特色

高出力密度SiCトラクションインバータ

  • 高耐圧・大電流対応のSiCパワーモジュールを採用し、電動バス用モータと組み合わせることで、最大駆動出力405 kWを実現。インバータ効率99%、出力密度115 kW/Lを達成し、米国DOE 2025目標の100 kW/Lを超過。

小型設計

  • 薄型PCB電流センサ及び新規セラミックコンデンサモジュールのハードウェア技術を開発。
  • 機構及び冷却水路の最適化設計を組み合わせることで、3.5Lの小型インバータ設計を達成。

車載向けマルチコア高効率プロセッサ

  • AUTOSARベースのモータ制御ソフトウェアアーキテクチャプラットフォームを構築。
  • マルチコア高効率プロセッサを搭載し、高周波・高回転のアプリケーションに対応。

產業應用及商機

  • 可應用產業
    • EV、電動船舶等の電動モビリティ分野。
  • 應用實例
    • 本技術は、士林電機(SHIHLIN ELECTRIC)、大同(TATUNG)、東元(TECO)、朋程(ACTRON)、和碩(PEGATRON)等、台湾の主要メーカーへ技術移転され、台湾国内のパワートレインメーカーから完成車メーカーまでを繋いでいる。例えば、中華汽車(CMC)が自主開発した3.5トントラック「ET35」には、当院から士林電機へ技術移転した統合型パワートレインシステムが搭載されている。市販の中華菱利(VERYCA)「E300」にも本技術が採用されている。さらに、台湾トップ5のICT電子メーカーへの技術移転を通じて、台湾のICT産業のEVパワートレインのバリューチェーンへの参入を支援している。