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研究開発

5軸マシニングセンタ用コントローラ 2026/09/29

簡介

タービンブレード等の複雑な曲面形状部品を高精度に加工するためには、5軸同期制御に対応したハイエンドコントローラが必要である。これまで台湾では、長年にわたり海外の大手メーカーに依存している。そのため、高価格、長納期、さらには厳しい規制や高いメンテナンス費用等が、台湾国産5軸加工機の競争力を高める上でのボトルネックになっていた。この状況を変え、5軸同期制御コントローラの国産化が強く求められている。

技術優勢及特色

5軸同期制御

  • 5軸TCP(Tool Center Point)制御技術。
  • 先読み加減速制御(FACC)及びフィードフォワード機能の搭載により、追従誤差低減。
  • 0.1μm単位の補間(インターポレーション)により、5軸同期加工の精度向上。

多様な加工方式に対応

  • 6種類の傾斜面加工モード(オイラー角、RPY角、3点、2ベクトル、投影角、工具軸指定平面)に対応可能。
  • テーブル・テーブル型(TT)、ヘッド・ヘッド型(HH)、ハイブリッド型(HT)等の5軸加工機に対応可能。

生産効率向上

  • トロコイド加工機能標準搭載により、加工効率向上。

位置決め精度及び繰り返し精度の向上

  • 5軸キネマティックチェーン設定機能及び回転軸誤差測定機能の搭載により、工作機械の位置決め精度及び繰り返し精度の向上。

產業應用及商機

  • 可應用產業
    • 半導体、自動車、航空宇宙、3C、医療等の主要な精密部品製造業。
  • 應用實例
    • 本技術は台湾国内大手工作機械メーカーへの導入に成功している。台湾国産化により、コントローラコストを50%以上削減し、国産5軸加工機の競争力向上に大きく貢献している。
    • また、コロナ禍中には台湾政府の緊急生産体制を支援し、マスク用偽造防止鋼ロールの短納期製造を実現した。本来30日を要する多品種少量(10モデル・28本)の鋼ロール製作をわずか6日で完了し、高いシステム信頼性と総合性能を実証した。これにより、国産5軸制御システムの実用性と安定性を示し、国内工作機械産業の国際競争力強化に寄与している。